亜麻フォーラムを開催しました
9月29日(土)、13:30~16:30 札幌エルプラザの大ホール(北8西3)で
旭川「上野ファーム」の上野沙由紀さんを迎えて、亜麻フォーラムを開催しました。
これは、札幌近郊で亜麻をとおして街づくり活動に取り組む団体が集まり、
多くの人に亜麻の素晴らしさを紹介し、街づくりのツールとして亜麻の可能性を探ろうと企画したもので、
AMAサポーターズ倶楽部をはじめ、北区のあさぶ亜麻保存会、北区役所、東区役所、札幌市男女共同参画センターが共催したもの。約250名の参加がありました。
フォーラムではまず最初に、基調講演として、旭川市出身のガーデンデザイナー、上野ファームやドラマ「風のガーデン」の庭を手掛けたことで有名な上野沙由紀さんにご講演をいただきました。
講演では、上野ファームの歴史や自身の経験をとおして花と人、人と人がつながり、十勝ガーデン街道やドラマの撮影、エスタの屋上ガーデンへと、花や庭づくりが観光資源として、また地域活性の基として大きな役割を果たしていることをお話しされました。
基調講演の後には、AMAサポの走川代表がフランス、ドードヴィル市の取組について、同市を旅行した際に撮りためた写真で紹介。
亜麻の街として有名なドードヴィルでは、亜麻の繊維からリネンをつくることはもちろん、種をパンやクッキー、料理のソースやドレッシングとして活用するなど、亜麻をとおした一連の取組が観光地として脚光を浴びていることを紹介。
その後、行われたパネルディスカッションでは、札幌市内で活動に取り組む、北区のあさぶ亜麻保存会の永倉さん、東区のAMAサポーターズ倶楽部走川代表、当別町で亜麻仁油をつくる亜麻公社の内藤さんの3名をパネリストに迎えて、亜麻を活かしたまちづくりについて意見交換がなされました。
春先に咲くブルーの花は景観が素晴らしく人々の心を癒し、また、一年草の亜麻からとれる種は必須脂肪酸を多く含む健康食品として活用が期待されており、かつて全道に広がっていた亜麻畑を現在に復活させることで、地域活性化の起爆剤の一つとして、期待できるのではと締めくくっていました。
そのほかにも会場では、亜麻の種を麺に練り込んだ「亜麻そば乾燥麺」や、亜麻の種をまぶした亜麻だんご、亜麻まんじゅう、パンなどが販売され、閉会を前にして全て売り切れる盛況ぶりでした。
フォーラムの企画や準備に携わった皆さん、大変おつかれさまでした。
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