ターシャ・チューダの庭
9月14日(金)バーモント州 ブラットルボロにあるターシャ・チューダの庭に行ってきました。札幌~成田~シカゴ~ボストンと飛行機を乗り継ぎ、ボストンからはバスで2時間。自然豊な広大な地の中にターシャの庭はありました。バスから降りて雑木林の中を歩くこと10分突然視界が開かれたところに事務所兼ショップがあり、早く着きすぎたため入り口でターシャ家の人々をお迎えする形になりました。孫のお嫁さんエイミーさんがにこやかな笑顔でもう少し待ってね・・・!と。小さくてかわいらしい方です。この方がご挨拶からご案内までをしてくれました。92歳のターシャ・チューダはお年のため出て来られない事をご理解くださいと、申し訳なさそうに話しておりました。でも皆さんのいらっしゃることを喜んでいるとも。
事務所兼ショップ
22名は2班に分かれて案内されました。多くの木々、花の後、と9月の庭はほとんどがグリーンでした。玄関脇にクレマチスの原種が小さいつぼみをたくさんつけ一輪だけ咲いていました。コーギー犬のメギーが元気にお出迎え、みんなの周りをうれしそうに跳ね回り小さな尻尾をフリフリしてました。番犬にはならないけどペットとしては最高にかわいい。私は孫のウィンスローさんの案内でした。石積みの垣根や階段のことを尋ねると自分がしていると恥ずかしそうに言うのです。ここにもはにかみ王子がいました。色が白くて背も高くブルーがかった目がとても優しそうで、ここの土地にはぴったりな人でした。花の名前は余り知らないと言いつつ、黄あげ羽蝶の幼虫のいるところで、これが育って南米にまで飛んでいくんだよ!信じられるかい?と目を輝かせるところはまるで少年みたい。これはおばあちゃんが大事にしている花と紹介するも名前が出てこない、葉の形からどうやらユリのよう。池のところで、お母さんのマジョリーさんが助っ人に入る。この池はこの子がまだ小さいときにセス(ターシャの長男)と私が掘ったのと指差す。この庭は家族全員の努力の賜物なのです。以前ターシャはテレビで、年を取ったので、この庭も少しずつ自然に帰していくの・・・。と言っていた言葉を思い出して、皆もそれにしたがっているのが解る気がしました。
ターシャ・チューダの本にサインするセスさん
セスさんは日本語を勉強し始めて1年半、難しい単語を知っています。今は使われていないと言うと、「コットウヒン」と返ってくるし、のんびりイスに腰掛けていると「マドロンデイル」とくる。ターシャにそっくりな顔立ちに精神も努力家で、ターシャに似ているのかも。奥さんのジェニファーさんも画家です。子供の表情や、動物を書くのがとてもお上手。ほんわり、まったり、静かな口調のご家族にすっかり癒されてきました。もちろん最後のお買い物は皆さん大量に購入し荷物に重量制限があるのを忘れているようでした。今度は初夏に行きたいな~!
全員で集合写真
セスさんご一家 左からセスさん、マジョリーさん、ウィンスローさん、エイミーさん、ショップのお手伝いに来た方。
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