とうこうえんⅡに鍬入れ
明治時代の東区北12条東1丁目付近に、市民の目を楽しませていた花園「東皐園(とうこうえん)」があったことを皆様ご存知だろうか?
ハナショウブやボタン、アサガオ、ハギなど、うつろいゆく四季の風物をめで花を楽しむ人たちが訪れるこの花園は、現在で言うところの公園の機能を果たしていた。
しかも、この公園をつくって一般公開したのは一個人である信州出身の「上島正」。上島は公園に訪れた人たちに花を安く分け生計をたてていたそうだ。
明治6年、「太政官布達」により東京の上野公園など日本で最初の公園ができたわけだが、それからわずか5年後に一個人が公園を公開。しかも公園の中で育てた花々を売ることによって管理費を賄い持続可能な公園運営していたのだから驚きだ。
同じく太政官布達によりつくられた日比谷公園には、当時、音楽堂や洋食レストランが建ち人々でにぎわっていた。明治時代の公園は人々が普段経験することがない新しい文化を紹介する役目も担ってたのだ。東皐園もまた、外国から輸入した種を育て、新しい園芸文化を人々に紹介しており、同様の役割を果たしていたといえよう。
明治時代にこれだけの先進的な公園をつくり運営していた「東皐園」は、昭和に入ってから住宅が建ち並んだため、かつての壮観を今はもう見ることができない。
が、平成18年、走川代表をはじめとするAMAサポーターズ倶楽部の有志が「東皐園」の歴史を再現しようと「とうこうえんⅡ」を構想。
今日、東区中沼の地に鍬を入れ、3年後のオープンを目指して理想のガーデンつくりが始まった。
1.スタート前のとうこうえんⅡ
2.本日5月28日(日)スタート
3.雨の中懸命に作業をするリーダー達
今回の植裁
コニファー
バラ
コデマリ
シャクナゲ
アジサイ
エリカ
山野草
ホスタ
プリムラ
アイビー
スカビオサ
ラベンダー
クレマチス
バコパ(一年草)
パンジー
等を植えました。雨が降っているおかげで、水やりは最小限で済みました。
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