アマを訪ねて ドードヴィルへ
アマを訪ねて ドードヴィルへ
6月の「アマを訪ねて」ツアーのフランス滞在中、コーディネーターとしてみなさまとご一緒させていただきます。
先日、ドードヴィルの担当者と一緒に、見学コースの確認やランチの予約など、現地視察をしてまいりました。
パリからドードヴィルまで、車で約2時間。
北西に向かう高速道路沿いには、八重桜、林檎、リラ(ライラック)、コデマリ、マロニエの花が満開。
なだらかな丘陵地には、菜の花畑と麦畑が黄色とグリーンの鮮やかなコントラストを描いています。
ノルマンディの家屋と林檎の花
今年は春の訪れが遅かったフランス。初夏も同時にやってきたようです。
ドードヴィルの担当者、ファビエンヌさんの車でアマ畑を案内していただきました。
3月から4月にかけて蒔かれたアマは、5月初旬現在、まだ数センチ。
これから1カ月で1m20cmにも伸びるというのですから驚きです。
「アマは連作しないから、毎年、畑の場所が違うのよ」とファビエンヌさん。去年はアマ畑だった場所でノルマンディ地方特有の、搾ったらカフェオレが出てきそうな白地に茶ブチの牛たちが、のんびり草をはんでいました。
牛の後方に見えるのがアマ畑です!
毎週水曜日にアマの生育や加工についてレクチャーを行っているアントワンヌさんの農場を見せていただきました。アマの繊維や加工する道具の展示室隣に、地元で採れる新鮮卵やはちみつ、農場産のシードルやジャム、リネンのキッチンクロスなど、ちょっとしたおみやげを買えるコーナーもあって大興奮!
農場産のシードルとリネングッズ
ノルマンディのおいしいミルクから作るバターを買ってきました。
6月はここでウェルカムドリンク、アマ畑見学、アマで作ったお菓子の試食などさせていただくことになっています。
ランチは街の中心にあるブラッスリーで、アマで育った豚から作るパテと、子牛のアマの実入りクリームソースを試食。
パテに添えられていたタマネギのジャムが印象的でした。アマを使ったお料理の味は?みなさん、実際に食べてからのお楽しみ、ということにしたいと思います。
アマ・ポークのパテ
子牛のアマの実入りクリームソース
6月11日は、ちょうど市制120年記念式典の日。私たち一行はゲストとして市庁舎に招待され、カクテルをいただく ことになっています。
(日曜日はアマ畑見学や農場訪問なども行っていないそうですが、特別に計らって下さるそうです)
このほか、リネンの布やグッズを扱うお店、フランスらしいインテリア雑貨を扱うブティック(ここはペンションも経営していて、お庭も素敵です)なども訪ね、夕方、モネの庭「ジヴェルニー」へ 向かう予定です。
みなさまにお目にかかれるのを楽しみにしています。
フローリスト&コーディネーター 斎藤由美
http://floristlife.com/essay/pari001/paris001.htm
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コメント
N編集委員さんHPのアップ有り難うございます。このページを見ていると心はすでにフランスに・・・と言うところです。満開の亜麻畑楽しみです。もちろんお食事や、ショッピングも。
今日アマソングレコーディング現場に行って来ました。素晴らしい出来になっています。お土産にCDを持っていきたかったけど、8日には間に合わないそうです。由美さん、後で送りますね。
投稿: よしみ | 2006年5月25日 (木) 22時51分